こちらは Camarón de la Isla の生涯最後のコンサートをおさめたCDです。

その日コンサートはまさにキャンセル寸前のところまでせまってしまっていました。Camarón de la Isla の到着が予定よりもかなり遅れていたからです。しかし最後には彼は現れました。アーティストはNIMESからやって来ていました。その表情からはなんとも表現の仕様のないほどの疲れがにじみ出ていました。彼は言いました「ここに来てわたしを待ってくれたファンは、最後にはわたしがここに現れれなければならない、そんな、それくらいに値する存在のひとたちです。」。

Camarón はステージ上の椅子に腰掛けました。そして瞬く間に彼から疲れが抜けていきました。アーティストはあらゆる音にリスクをおいながらステージ上で全てを出しました。それは不可能ではないかと思われるくらい、信じられないタラント、ブレリア、タンゴ、ファンダンゴのパフォーマンスでした。文字通り、まさに天才最後の"狂気"のパフォーマンスでした。

Camarón は1992年７月２日に安らかに眠りました。

Jose Manuel Gamboa.

スペシャル・リミテッド・エディション

CD + T-シャツ

CAMARON with Tomatito

''San Juan Evangelista 92''

San Juan Evangelista – 25 de Enero 1992

1- Salud es lo que yo quiero (soleá por bulerías)

2- Nunca llueve como truena (taranta/cartagenera) 

3- De oro y marfil (bulerías)

4- El pelo de mi Dolores (tangos)

5- Fandangos en el Johnny (fandangos)